試製「彩雲改」竣工 [模型]
日本海軍の艦上偵察機「彩雲改」を作成しました。
彩雲一一型の高々度性能向上型となります。力強い4枚プロペラが萌えポイントです。
フジミ1/72の古参キットです。スマートながら力強い彩雲改を見事に再現しています。
試製「彩雲改」は発動機を排気タービン過給機付の誉二四ル型に換装した実験機です。
集合排気管が過給機まで長く伸びています。一一型と比べると大きく異なります。
※参考までに一一型の画像はこちら
高々度試験を実施中に終戦となりました。さらに高性能な偵察機となる予定でした。
どこからみてもスマートな別嬪機です。性能の高さを見ただけで納得できる機体です。
翼面荷重が高いことが判る小さな主翼です。離着陸性能は高揚力装置で補います。
実用上昇限度が1万2千メートル以上あるので高々度での強行偵察も可能です。
胴体の正面面積を極限まで切り詰めています。層流翼の採用も高速化につながります。
彩雲は空母索敵や泊地への強行偵察に使用しても帰還が望める数少ない機体です。
実用化がは早ければ艦隊運用で大きな働きが出来たのではと惜しまれます。
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