終戦の日とレイテ戦記 [書籍]
古い模型書籍 [書籍]
真珠湾作戦の日 [書籍]
日付が変わり今日12月8日は日米開戦の日です。
真珠湾作戦を知るのに役立つ書籍を読み返しています。
書籍には機動部隊の艦隊航行序列も載っていて興味深いです。
空母以外の戦闘艦艇が少ないことが目を引きます。防御に関してあまり熱心ではない様です。
潜水艦で泊地をぐるりと取り囲む散開線配備です。戦況が進むと大被害の原因になりました。
特殊潜航艇(甲標的)が実戦に使われた初めての戦闘になります。
模型では母艦に乗った甲標的は小さく見えますが実際は結構大きなフネでした。
二人乗りの甲標的の姿は迫力あります。喫水の浅い湾内に入ることが出来る秘密兵器です。
母艦(潜水艦)から発進し湾内に侵入する作戦を実現するところが日本海軍らしいです。
開戦の初日から特殊攻撃を立案する流れはその後の作戦傾向を暗示しています。
資料収集と読書 [書籍]
模型作成の為の資料をよく読んでいます。
艤装作業中は本棚から引っ張り出してきます。
写真とイラストで解りやすく解説している本なのでお気に入りです。
年代ごとの変更や細部をディテールアップする場合にも重宝します。
複数同時に作成しているので読む本が結構多くなります。夜寝る前に読むのが楽しみの1つです。
終戦の日と戦史 [書籍]
今日は71回目の終戦の日です。
終戦記念日には戦史を読み返します。
これは戦史叢書「中部太平洋陸軍作戦2」という分厚い書籍です。読み応えがあります。
終戦までの中部太平洋の離島防衛戦について記述されています。
日本側の機甲兵力の圧倒的少なさが目立ちます。(戦車は無し、または軽戦車が多い様です)
比較的善戦した硫黄島でも戦車数は計23両とのことです。
輸送の困難さや戦術・戦況を考慮してもその少なさが目立ちます。
新式戦車は本土での決戦用に温存され離島には故意に配備しなかったことが戦史から判ります。
戦史を読んでいると、今も昔も適材適所(この場合は兵力)という考えが不足していると感じました。
古い雑誌 [書籍]
秋の夜長、読書の時間が増えました。
昭和40年頃の古い雑誌です。以前に古本屋で入手したものです。
解剖図が興味深いです。昔の雑誌は解剖図が多かった様に思います。
写真も豊富です。日本の対空車両の写真は珍しいです。
伊四〇〇型の解剖図もありました。SF的な秘密兵器で趣があります。
「のらくろ」の漫画も載っています。懐かしいです。
解りやすい絵と専門的な記事が豊富でじっくり読みたくなります。
書籍 世界の傑作機 [書籍]
現在も版を重ねて刊行されている「世界の傑作機」です。
模型作成時には本棚の奥から引っぱり出しています。
古い版も保管してあります。カラーイラスト表紙も気に入ってます。
表紙が上面外形図の時もあります。写真と解説が豊富なことは昔から変わりません。
カラー実写画像もインパクトありました。1ページを使ったこの画像は強く記憶に残っています。
細部の写真も豊富で模型作成時に重宝しています。 写真解説も読み応えがあります。
カラー着色を取り入れた表紙もありました。今見ても迫力ある機体です。
マーキングを思案中です。 塗装やマーキング作業にも本書は欠かせません。
塗装例や部隊マーク、戦歴も興味深い内容が多いです。
特に設計者や搭乗員へのインタビュー記事にはいつも刮目しています。
終戦の日と戦史叢書 [書籍]
今日は69回目の終戦の日です。
8月は戦史を読むことが多いです。
戦史叢書は読み応えがある書籍の1つです。
戦局が絶望的となってからの海軍の作戦方針が良く判ります。
マリアナ海戦後の米軍次期進攻ルートの推定図が興味深いです。
作戦方針と指導要領の文書内容が写真で載っています。
作戦の方針は 「米軍次期主力進攻ルートで決戦を行い、これを撃破すること」 と書かれています。
海軍は「決戦」を何度も実施していますが、その度に戦局が急激に悪化していることが目立ちます。
一見「勇ましい」作戦方針ほど、実現困難なことが多い様な気がします。
終戦の日はあれこれと考えることが多くなります。
古い書籍 戦史 「マリアナ沖海戦」 [書籍]
東京に行ったとき神保町で入手しました。
お値段は張りますが、戦史叢書は読み応えあります。
負けいくさの方が興味があります。教訓も多いのです。
機動部隊同士の決戦は、南太平洋海戦から2年ぶりとなります。
航空機も新型に変わり、日本海軍も自信をもって望んだ戦いでした。
この戦いで日本海軍は背骨を折られたも同然となりました。
惨敗の原因は、錬度や技術的な面より作戦の計画段階に有る様です。
自ら「決戦」を求める戦いは先のミッドウェー海戦も同様で、
作戦上不利な面が多く、良い結果が出ることは少ない様に感じました。