松型駆逐艦 (丁型)竣工 [模型]
静岡ホビーショーの余韻でモチベーションが上がっております。
タミヤ 1/700 松型駆逐艦(丁型)を完成しました。
日本海軍最後の量産型駆逐艦です。
日本の量産型駆逐艦の中では一番好きな型です。
艦隊型駆逐艦を見慣れた眼からすると、かなり特異な艦形だと思います。
横に長い箱型をした艦橋は、当時でも驚きをもって見られていたと思います。
また、直線的な船体が示すように、量産性を重点に考えられた艦なのです。
※戦中に計画されたにもかかわらず、32隻が完成しました。
水測兵装も、当時の最新のものが装備されていました。
丁型の装備する三式探信儀(今日で言うソナーです)は、
ブラウン管上で、対象までの距離や方位が表示される最新のものでした。
とくに米潜水艦が猛威をふるっている時期に竣工しているので、
対潜兵装は艦のかなりの部分を占めています。
※艦低部に大きな聴音器がたくさん付いているのです。
主機関の配置は、有名なシフト配置であることが上空から見ると良くわかります。
※シフト配置は、生存性に優れた配置でした。
対空、対潜装備が充実しているので、艦隊や輸送船団の護衛を主としていました。
護衛は地味で困難な任務ですが、丁型の場合、護衛戦の最中にも戦果を上げています。
丁型には日本の代表的な草木の名前(松、竹、梅、桃、等々)が付いていました。
艦名から「雑木林」などと揶揄されたようですが、
その実績は艦隊型駆逐艦に勝るとも劣らぬ活躍をしています。
※丁型の登場は大戦後半の苦しい時期からなのです。
艦名が、雑草のように、しぶとく生き残った丁型の特徴とよく合っているようで
その点が好きな理由かもしれません。
1枚目がとても動きがあるように見えました。
構図もそうですが、流れるウェザリングの表現がいいのですねぇ
なるほどなぁ…勉強になります(・∀・)!
by 夏音 (2008-05-28 00:57)
コメント頂きありがとう御座います。
実は塗装は苦手なのです(^^)v
by k_miyazaki (2008-05-28 23:14)
船モデラーの方には常識なのかもしれませんけど
常時動いてる船体だから、
サビが横下に流れてる表現をされてて(゚∀゚)お!、と思ったんです。
苦手だそうですが、イメージが頭にあるからですよね。
ガンプラでは派手なウェザリングって
やらないのが主流ですので参考になります。
by 夏音 (2008-05-30 21:39)
コメント頂きありがとう御座います。
艦艇は単色が多いのでウェザリングが効果的な様です。
やり過ぎないように、間を置いて少しずつ進めております。(^^)v
by k_miyazaki (2008-05-31 12:49)