太陽の塔とタローマン「フィギュア」 [おもちゃ]
開催中の「岡本太郎展」に行ってきました。素晴らしい作品群に興奮しています。
お気に入り作品「午後の日」です。じっくり観察できます。※展覧会は撮影可でした
大作「明日への神話」です。芸術は「爆発」であることを実感するひとときです。
TARO展は大盛況でした。美術館売店コーナーのTAROグッズに行列ができていました。
「太陽の塔」のフィギュアは外せないアイテムです。机の上で異彩を放っています。
「タローマン」フィギュアのガチャも入手しました。大変よくできています。
タローマンの動画を観ると「なんだこれは!」と驚くこと請け合いです。
戦場漫画シリーズ [書籍]
漫画家の松本零士氏ご逝去の報に寂しさを禁じえません。
氏の描く魅力あふれる乗り物やキャラクターに触発されてきました。
一度読んだら忘れられない強烈なインパクトをもつメカニック描写です。
この四式中戦車「チト」も、戦場漫画シリーズ「鉄の墓標」で知ることができました。
SF「宇宙艦隊旗艦」は戦闘艦らしい無駄のない造形で松本零士氏独特のリアルさです。
航空機はとくに素晴らしく、私の想像する空戦は「戦場漫画シリーズ」を思い浮かべます。
松本零士氏の素晴らしい作品に沢山出合えたことはとても幸運でした。
ありがとうございました。
モーターライズ模型「翔鶴」竣工 [模型]
モーター駆動の艦船模型を作成しました。今年も空母から始めています。
ニチモ往年の名キット「走らせてたのしむ30cmシリーズ」の空母「翔鶴」です。
子供の頃に同シリーズのキットを作った記憶がありますが艦名が思い出せません。
1/700WLシリーズの武装パーツを流用して高角砲・機銃をディテールアップしました。
動力のマブチモーターが直接ゴムジョイントでスクリューを回転させる機構です。
1/700WLシリーズの翔鶴と並べてみます。フルハルの綺麗な船体が萌えポイントです。
昔の模型はゼンマイ駆動やモーター駆動が一般的で、可動部品も多かったのです。
比較的簡単に組み立てられ、作った後も遊べるのでまた復刻してほしいキットです。
2022年大晦日 [模型]
今年もあと僅かです。2022年に作製した模型たちを撮影しました。
去年に引き続き、空母の建造に力を入れました。「信濃」の建造で今年は締めくくりです。
タミヤMMシリーズも作成しました。フィギュア模型の進化を実感しました。
1/700空母艦載機の作成に時間と労力がかかり、航空機模型の作成が滞りがちです。
空母「信濃」の広い甲板にたくさんの艦載機を載せると圧巻です。見ていて飽きません。
空母作成の合間に息抜きのため潜水艦模型も作成しています。バランスが大切です。
来年もウイルスに負けないように、しっかり感染対策をとって模型作製に励みます。
良いお年を。
「開戦日」と読書 [書籍]
12月8日は81回目の太平洋戦争開戦の日です。冬は読書をする時間も増えていきます。
これは元連合艦隊参謀だった方の貴重な戦史研究書です。戦争直後に記述されています。
巻末の作戦地域図を見ながら読み進めると海軍の戦略に対する考え方が明確になります。
重要な箇所は消せるボールペンでマーキングしておきます。後で修正することも出来ます。
ハワイ作戦では先遣部隊の潜水艦から真珠湾を目指して5隻の特殊潜航艇が発進しました。
作成した1/72スケールの甲標的甲型と回天一型です。どちらも終戦まで使用されました。
開戦日から生還困難な特殊潜航艇の実戦投入が採用され、特攻作戦への兆しが見られます。
現在からみても色あせない、鋭い内容の研究書で、著者の洞察力の深さに驚かされます。
「対米強硬派」が主流となる「人事」の画策が、開戦への助走とすれば、その後に続く
海戦での敗北と艦隊決戦での完敗は、近視眼的で画一的な教育にあると看破しています。
戦史研究と艦艇 [研究]
戦史の研究をしていると日付けと艦艇の歴史に敏感になります。
11月29日は当時、世界最大の空母「信濃」の命日です。
自作したスマホアプリから日付けを検索するとヒットしました。
当時も戦況から、大型艦の外洋航行は大変危険視されていたとのことです。
1/700スケールの信濃を作成中ですが、甲板の広さと対空兵装の多さに驚いています。
これまでも空母を作成しましたがこれだけ多くの3連装機銃を載せたことはありません。
隣の中型の雲竜型空母「天城」と比較しても、その巨大さが判ります。
戦史の教訓として、戦局に間に合わない建造計画が多く無駄につながっていると感じます。
日本海軍空母迷彩 [模型]
1/700スケールの空母3隻を同時に作成中です。3隻とも迷彩色塗装になります。
手前の大きな空母は「信濃」です。大和型戦艦の3番艦を航空母艦に設計変更した艦です。
キットには詳しいカラー塗装図が添付されています。色の選定に重宝します。
日本海軍の対潜迷彩は明暗のある緑色を塗分けて、舷側に商船のシルエットを描きました。
飛行甲板にも迷彩塗装を施した艦もあります。進行方向を欺瞞するようなパターンです。
飛行甲板を派手に迷彩された艦は雲龍型空母「天城」です。戦後のカラー写真が有名です。
※写真は昭和20年7月28日の呉軍港空襲により浸水横転した天城
空母の迷彩は他の艦種に比べて精巧に塗られていることが多いです。
少しでも被害を減らしたいという思いが塗装に表れていて興味深いです。
日本陸軍将校セット作成中 [模型]
タミヤ1/35MMシリーズの日本陸軍将校セットを作成中です。
箱絵のような颯爽とした将校たちを作りたくなり入手しました。
キットは素晴らしい出来です。MMシリーズのフィギュア模型の進化を実感します。
趣きのある机や椅子とともに、軍刀や無線機、弾薬箱などの装備品も充実しています。
箱絵を参考に配置してみると、本当に作戦会議をしているような臨場感がありました。
終戦の日と読書(2022年) [書籍]
今日は77回目の終戦の日です。お盆休み期間は戦史を読むことが多くなります。
これは戦史叢書「捷号陸軍作戦<1>」です。レイテ決戦についての貴重な資料です。
海軍の捷号作戦(レイテ沖海戦)は有名ですが陸軍の地上戦も多くの教訓を残しています。
レイテ島に派遣された各師団は激闘3ヶ月で敗戦により組織的な抵抗を終えています。
参考にするページに付箋を貼っておきます。当時の勅語が戦勝の雰囲気を表現しています。
航空戦では大東亜決戦機・四式戦「疾風」が活躍し一時的に制空権を確保しています。
レイテ島を決戦場とした理由は海軍側戦果の虚報に上層部が信じてしまった事にあります。
情報戦の失敗(好都合情報の採用)が、重大な結果を招くという教訓を今に遺しています。