水上戦闘機 「強風」一一型 竣工

水上戦闘機　「強風」11型　を作成しました。

実用の水上機としては最高の性能を誇ります。

キットは1/72　ハセガワの傑作キットです。初期型の特徴を見事に再現しています。

大きなスピナーは直径の大きな発動機の抵抗減少を図っています。

胴体のフィレットは本機以降、「川西」製の戦闘機の特徴となります。

水上機ながら陸上機に対抗し制圧することを目標とした特筆すべき機体です。

強力な「火星」エンジンのトルクにより、他の水上機に比べて離着水が難しかったとのことです。

究極とも言える空気抵抗の少ないフロート支柱構造が大きな見所です。

層流翼の採用や自動空戦フラップ等々の新機軸が取り入れられたのも本機からです。

本機は有名な「紫電」や「紫電改」の母体となる機体です。

レシプロ水上戦闘機の最高峰となる機体は、現在の目で見ても惹きつけるモノがあります。

 

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