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伊四〇〇型潜水艦 竣工 [模型]

伊四〇〇型潜水艦を完成しました。本級は「潜特型」とも呼ばれています。

キットはピットロード 1/700の傑作キットです。特に細密なモールドが全体に施されています。

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キットはフルハルも作成できますが、今回は臨場感を優先してウォーターラインとしました。

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2隻分入っているので、伊四〇〇、四〇一として神龍特別攻撃隊を再現できます。

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特殊攻撃機「晴嵐」を長大なカタパルトに載せるてみると、潜水空母の威容が感じられます。

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司令塔には所狭しと潜望鏡や短波マスト、電探と逆探、さらにシュノーケルも装備されています。

※末期の日本潜水艦に共通する装備でした。

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長い格納筒上にある3連装機銃3基が、強力な対空兵装を持つ本級の特徴です。

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攻撃隊の発進と収容に掛かる時間、不意の航空攻撃に対処する為に装備されています。

 

潜特型は以前にも作成しましたが、作るたびに日本潜水艦技術陣の自信と意気込みを感じます。

潜水艦として空前の大型艦というだけでなく、地球上の何れの港にも無給油で往復が可能で、

さらに作戦行動がとれる長大な航続力を有していました。

このような驚異的な潜水空母は2度と建造されることはないと思います。

大戦中、最もSF的な艦艇なのです。

 


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コメント 4

夏音

細く長い格納筒は実に特異な存在ですよね
その発進シークエンスを想像するとグッと来ます!
あと、折りたたまれる晴嵐には非常に心ときめきます(*´∀`*)
by 夏音 (2010-06-29 22:31) 

k_miyazaki

晴嵐を3機も搭載できるので、格納筒の長さはとても目立ちますね。
オフセットされた司令塔も趣きがあります。
もし、当時のカタパルト発進シーンが見つかると大変嬉しいのですが、
公試の写真も無い状態なので難しいかもしれません。
でも、攻撃隊の発進シーンを想像するだけでワクワクしますね。(^^)

by k_miyazaki (2010-07-01 01:33) 

terry

どもっ。終戦が若干遅れて、今やウルシー泊地攻撃直前といった感じでしょうか。戦後米軍が接収・調査してその性能に驚嘆したという艦でしたね。大和と武蔵いらないから代わりに開戦時から欲しかった!ってそれは紺碧の艦隊か。
by terry (2010-07-06 01:14) 

k_miyazaki

”困難な洋上会合に成功した伊400、401そろって攻撃隊発進準備中!”
という構図は模型ならではですね。(^^)
両艦の出撃は7月24日となっていますので終戦は目前でした。
攻勢時期に戦力化できたら。。と今でも思いマス。
戦後の戦略型潜水艦への影響はとても大きいと感じます。

by k_miyazaki (2010-07-08 22:37) 

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